骨粗鬆症を改善!骨太ねっと

骨粗鬆症を引き起こす様々な原因を解説

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運動療法

骨に負荷を与える運動療法は骨密度を上げるために欠かせない予防法です。
水中より陸上の運動が骨への負荷が高いため、ウォーキング、筋トレ、バレーボール、バスケット、テニス、バレエなどを取り入れるといいでしょう。

また、片足立ちで行うダイナミックフラミンゴ体操も高い効果が期待できます。
ただし、骨粗鬆症が進行している人は骨折の原因になるため、激しい運動は控えた方がいいでしょう。

運動療法について
運動は骨密度の高い骨の形成に高い効果を示します。特に骨に負荷をかけるウォーキング、ダンベルを使った筋トレなどが効果的でしょう。
骨密度をあげるお勧めな運動
骨への負荷がかかりやすい陸上競技が効果的です。バレーボール、バスケット、テニス、バレエなどもいいでしょう。
ダイナミックフラミンゴ体操
片足立ちで軽い運動を行う予防法です。この片足立ちが長時間出来る程、骨折リスクが低くなると言われています。

食事とカルシウム

骨粗鬆症はカルシウム不足が原因で起こる病気です。
そのため治療には必要な栄養を食事で補う食事療法が必須になります。 一般にはカルシウム、ビタミンを補うことになり、摂取目安は1日あたり800ミリグラムが妥当です。

この際、摂り過ぎを心配する人がいますが、カルシウムは体内に留まらない特徴があるため、その心配はいりません。乳製品、小魚、豆類、緑黄色野菜、海藻類などカルシウムを豊富に含む食品を積極的に摂取するようにしましょう。

食事療法
骨粗鬆症の予防にはカルシウムやビタミンDを積極的に摂取する食事が必要になります。
1日に必要なカルシウムとその摂り方
成人は600ミリグラムが目安となりますが、カルシウム吸収率が低下している人は800ミリグラムを摂取するのが理想的です。
カルシウムの多い食品
カルシウムを多く含む食品には乳製品、小魚、豆類、緑黄色野菜、海藻類などが含まれます。手軽に摂取出来る健康食品も予防に効果的です。
カルシウムの摂り過ぎは大丈夫?
カルシウムは体内に留まらない特徴があるため、摂り過ぎが問題になることはありません。

日常生活での工夫

骨粗鬆症が進行するとちょっとした衝撃でも骨折する危険が出てきます。
転倒、つまづき、ぶつかるなどは勿論、立ち上がろうと手を突いた際や車のカーブの衝撃など、何気ないことが骨折につながっていきます。
ただし、転倒による骨折が最も多いため、歩行時は足元をしっかり確認ながらゆっくり歩くことを心がけましょう。また、杖など補助道具を利用するのもいいでしょう。

転倒を予防するために
転倒は骨折の原因になります。予防のためにも地面をしっかりと確認し、ゆっくり歩くことを心がけましょう。
日光浴
日光浴は骨の成長に欠かせないビタミンDの生産を促します。ただし、長時間の日光浴は皮膚を痛めることになるため注意しましょう。
日常活動性スコアと骨密度
転倒による骨折リスクを指標化したものです。日常生活の労力を元に算出していきます。

薬物療法

診察により骨粗鬆症が判明すると保存療法と薬物治療を組み合わせた治療が開始されます。使われる薬剤は、骨の栄養ともいえるカルシウム、ビタミンDを補うもの、カルシウム吸収を促す薬剤などが主に用いられいます。

また、現在では破骨細胞の働きを抑制し骨を強くする薬剤や、骨の強度を上げるホルモン分泌を促す薬剤なども使われるようになりました。
副作用が出るケースもあるため、主治医と相談した上で正しく使用するようにしましょう。

薬物療法について
骨の細胞を破壊する骨吸収を抑えるビスフォスフォネート製剤や、活性型ビタミンD3製剤と、ビタミンK2製剤などが処方されています。
カルシトニン製剤
骨を破壊する破骨細胞の働きを抑制し、骨を強くする効果があります。錠剤ではなく注射によって注入するのが一般的です。
カルシウム製剤
1日に必要なカルシウム摂取を錠剤で補う方法です。L‐アスパラギン酸カルシウムなどが用いられいます。
活性型ビタミンD3製剤
古くから骨粗鬆症の治療に用いられてきた薬剤です。カルシウム吸収量を増やし、カルシウムの働きをサポートする効果があります。
イプリフラボン製剤
骨を強くするカルシトニンの分泌を増加させ、骨量の減少を抑える作用があります。副作用が少ないため、長期使用にも適した薬剤です。
ビスフォスフォネート製剤
骨の破壊を進める骨吸収を抑制し、骨密度を増加させる効果があります。副作用として発疹が現れることもあます。
塩酸ラロキシフェン
閉経によるエストロゲン減少を補うことで骨の強度を上げる治療薬です。椎体骨折の発生頻度を減らすことができます。

骨折の治療例

骨粗鬆症が原因で起こる骨折は手首、肩、足の付け根など衝撃が伝わりやすい部分に起こる特徴があります。手首や肩の骨折ならギブスを使った一般的な方法で治療が行えます。
ただし、骨が脆くなっているため通常より多くの治療時間を要することになるでしょう。

大腿骨頸部の骨折は寝たきりの原因になるため、手術で根治治療を行うのが一般的です。具体的には骨を癒合する、もしくは人工骨に置き換える置換術が行われます。

橈骨遠位端骨折の治療
手首の骨折を意味します。治療には4週間から5週間程のギプス固定が必要になります。
上腕骨外科頸骨折の治療
肩周辺の骨折です。高齢者の骨粗鬆症患者に多い傾向があり、骨折と同時に脱臼を併発しているケースがあります。
大腿骨頸部骨折の治療
太ももの付け根に起こる骨折です。寝たきりの原因になるため手術を用いた根治治療が行れています。